南相馬市の住民たちが進める農地再生・地域再生への取り組みについて

2018年5月8日

地面は適度な日照、その上で発電自分たちの地域は自分たちの手で! 『半農半電』で再生可能エネルギーの普及を進める活動

原発から20Km付近の南相馬市小高町で、「原子力に依存しないまち」をつくために再生可能エネルギー導入による地域づくりを進めている『えこえね南相馬研究機構』の活動について話を聞く。大資本会社に任せるとこれまでと同じようなことを繰り返してしまうと、自分たちの地域の農業再生と地域活性化を目指し、農地(第一種可)と太陽光発電の共存(ソーラーシェアリング)として、作物を育てながら約3mの位置に太陽光パネルの設置をする『半農半電』のしくみを進めている。

 「菜の花」で農地再生、そして地域再生へ

「菜の花」の栽培を通して土壌浄化を進め、農業再生と地域活性化を目指す『南相馬農地再生協議会』代表の杉内清繁さんを府中にお呼びして学習会(96日)を開催した。有機稲作の研究活動をされてきた杉内さんらは、警戒区域での米の作付、福島県産米の全量検査体制の構築、稲作以外の作付栽培の実施など試行錯誤で進めている。「菜の花プロジェクト」では、「なたね油」は放射能の影響を受けないことがわかり化学薬品を使わずに精製し販売が始まっている。チェルノブイリにも行かれ「地域再生は今を生きている自分たちの役割だと思っている」と杉内さん。来年の春に向けての活動がすでに始まっており、『南相馬で種まき体験』をこの927日(土)に現地で行う計画だ。原発の安全神話を信じきってきたが、脱原発を進める活動や農地再生に取り組まれる杉内さんの行動力に一筋の希望が見えた。この「なたね油」は、1019日の府中公園での平和まつりで販売する予定だ。皆さんお買い求め下さい。